ついに契約、そして念願のマイホーム
実印を持って、不動産という何千万の買い物はやはりドキドキしてしまうものです。
期待と不安を抱えている方が多い事でしょう。
焦らず、一つ、一つの事を確認しながら進めましょう。
契約について
①分からない事は、どんどん質問しましょう。
②契約は一人で行うのは辞めましょう。
③住宅ローンの内諾は契約前に。
④建物(建築)と土地の契約は同時に行いましょう
詳しくは、後ほど、記事で書いていきますが、特に落とし穴になりやすいのは、③と④です。
「物件が無くなってしまう可能性があるので、とりあえず先に契約だけ」
絶対に、このような営業マンの指示には従わないでください。
売買契約というのは、「法的行為」です。
間違えました、やっぱ取り消し。というのはなかなか出来ません。(時間がかかる場合なども多い)
ですので、資金確保と目的不動産の確定だけは必ず行うようにして下さい。
④の過去の例ですが、先に建物の建築請負契約だけを済ませ、土地は後で探すというお客さんがいらっしゃいました。建築の打ち合わせはどんどん進み、間取りまで確定し、さて、土地を探そうとしたとき、希望の土地を選ぶと予算に合わなくなってしまう事例がありました。ですので、希望地域を大幅に変えなければいけなくなった事例や、その建物の寸法に合う土地が見つからない事例などがありました。
いずれにせよ、自分の希望が叶わなくなってしまいます。
是非、お気をつけください。
物件の引き渡しについて
①ここまで来ると、手元には大量の書類があるかと思います。一つ一つ整理しましょう。
②引っ越しは、引き渡し日が確定した後に、確定させましょう。(時間的に余裕を)
③念のため、決済前(残代金を支払う前)に、もう一度、物件を確認しましょう。
④電気、ガス、水道、自治会、ポストの番号、マンションの管理組合などライフラインや、生活に必要な情報を再度確認しましょう。
特に③ですが、物件に傷や痛みなどが無いか、確認しましょう。
過去の事例として、担当営業マンが、施錠する際に、窓を閉め忘れ、室内が雨によって、
びしょびしょのまま放置されていたなどのケースもあります。
また、カーテンや家具のスペースなどを事前に図っておいても、役に立つかもしれません。
②については、賃貸更新や、余分に家賃が発生してしまうため、焦って引っ越し予定を組んでしまうケースがありますが、確実な引き渡し日が決まるまでは、控えましょう。
ローンの手続きの遅延や、売主サイドの都合などで、思ったよりも引き渡しが延期になってしまうケースがあります。
余裕を持った、お引越しの予定をおススメ致します。
ここまで、無事に済みましたら、おめでとうございます。
念願のマイホームです。
ご家族仲良く、幸せな日々をお過ごし下さい。