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物件の探し方

不動産購入 失敗体験談 予算オーバー

実際に接客したお客さんから寄せられた、もしくは勤務先の中で発生した体験談を書いていきます。

(私は、不動産仲介業の経験もあるので、売主様、不動産を手放す方からのお話も含まれております。)

ケース1 予算オーバー

  • いつの間にか予算が高くなってしまった。
  • 諸経費を計算していなかった。わからなかった。
  • もっと良い家がいいと欲が出てしまった。
  • ローンが組めるから、返せると思った。
  • ボーナス返済も計画していたが、ボーナスの支給が無くなってしまった。
  • こだわりすぎてしまって、オプションを付けすぎた。

などの例が一番多いように感じます。

このほとんどは、「一生に一度の買い物という事からくる高揚感・興奮状態」もしくは「他人に対しての見栄」そして、担当営業に任せきりの「不勉強」などが原因として挙げられます。

否定をする訳ではありませんが、家を買う前は、まずは一度深呼吸して落ち着かれる事をおススメ致します。

特に、この例の中で、「いつのまにか予算をオーバーしてしまった」というものがありますが、そんな訳ないと思わないでください。

これは十分多い事例です。

土地を買い、戸建てを新築する予定のAさんがいらっしゃいました。

土地は1000万円、建物は2000万円で、契約をすぐに済ませました。

契約後から、詳細な間取りの打ち合わせや、各々の設備の打ち合わせに入ったのです。

当然、オプションなどが輝いて見え、どんどん追加してしまったのです。

(この場合、追加契約となります)

さらに、元々の土地の契約書、建物の請負契約書には、諸経費の事は一切書いてありません。

所有権移転登記費用、建物の表示登記、仲介手数料、ローン諸費用、火災保険料、印紙代、水道加入金、土地の造成費用、上下水配管工事など、通常、不動産の諸経費は物件価格の1割と言われていますので+300万円。

追加オプション代+200万円と合わせて、予算を500万円もオーバーしてしまったのです。

こんなに予算が膨らんでいたのを気付いたのは、着工直前。

契約を白紙に戻してほしいと頼んだものの、それはやはり出来ませんでした。

(多額の違約金がかかるため)

この原因は、お客さん自身だけが悪い事なのでしょうか。

このような状況は、通常では、ありえないでしょうか。

これは、興奮状態、見栄、不勉強なども原因の一つですが、

誰でも陥りやすいポイントは、「契約書などの書類を把握できない」からなのです。

それは、もちろん、そうなのです。

契約書などを正確に読み取れるのはプロです。

つまり不動産屋になれます。

もの凄い、数多い書類と、小さな字で書いてある契約書、書いてある内容も分からない単語ばかり。これでは、一般のお客様が読み取る事は不可能なのです。しかも短時間で。

 

なので、このようなトラブルの解決策としては、

「土地は1000万円、建物は2000万円で、契約をすぐに済ませました。」

この前に一呼吸おく事が重要だったのです。

知人に相談をしてみる、じっくり夫婦で書類を眺めてみる、担当営業マンに不安な部分を相談してみる、などの具体的な解決策がとれた事でしょう。

不動産の知識は、正直難しいです。

一朝一夕で見につくものではありません。

こんな事はありえないと思いこまないで、落ち着いて、あなたの不安に思っている事を素直に相談して見ましょう。きっと助けてくれる方が周りにいらっしゃるでしょう。

 

 

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のすけ
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