「コンビニで売っているものも、スーパーで売っているものも値引きできないから不動産も値引きできない。」
そんな風に考えている人はいませんか?
家を買うときは、感覚がマヒしている事があります。
意外な事ですが、スーパーだと10円や100円が気になりますが、不動産だと100万円くらいはしょうがないか、という気持ちになります。
100万円は大金です。
いえ、10万円でも大金なのです。
100万円の値引きで、家を買えたら、ものすごくお得ではないですか?
家族旅行10年分プレゼントされたのと同じ効果があります。
なので、この記事では、その方法を書いていきたいと思います。

不動産は値引き交渉できます。
むしろ、その事を考えて、価格設定をしている売主さん、業者さんはたくさんいます。
それは事実です。
「お得です」「限界まで安いです」
そのような言葉はセールストークだと考えましょう。
しかし、「とりあえず安くしてください」
などと言っても効果はありません。
下記では、具体的にどのように行うか書いていきます。
どのような物件が値下げしやすい物件なのか。
これは、新築住宅、中古住宅、中古マンション、土地、業者が売主、一般売主、問わず、
どのような物件でも行えます。
しいてあげれば、「リフォームのされてない中古住宅」です。
これは、売主側も、十分承知しているケースが多いです。
そもそも、ボロボロで、室内の設備を使用する事が出来ないのですから、「リフォーム代」を考えなければいけない事は必須です。
なので、値引き交渉に応じる可能性が高いでしょう。
タイミング・交渉の仕方
実際に室内、もしくは物件を見て、諸費用の説明を受けた後くらいが良いでしょう。
もちろん、複数値引き交渉は、禁止です。
「今日見た物件全部、いくらまで値下げできますか」
これはダメです。
なぜならば、購入の意思が見えないため、担当営業マンがやる気を無くしてしまうからです。
あくまでも、
「この物件を前向きに検討したいと思うのですが、お値下げ可能でしょうか」というスタンスで行った方が宜しいでしょう。
そして、最高の武器としては、
「この家を購入したいので、〇〇万円お値下げして頂けないでしょうか」
が一番効果があります。
不動産営業マンが言うのですから間違いありません。
我々は、やはり営業ですから1件でも多くの契約が欲しいものです。
「買う」と言われた以上、頑張らない訳にはいきません。
「買付証明書」(不動産売買契約書ではない)などには、快くサインしてみて下さい。
これには、法的拘束力のない、書類ですので、ご安心下さい。
それでも、価格が下がらないケースもありますが、それは、売主さんの都合などで、かけひきではなく本当に下がらない場合もありますので、諦めた方が良いでしょう。
いくらまで交渉しても良いのか
100万円ができるなら、300万円の値下げも可能?いや、もしかして500万円も?
いくらまで、交渉をするのか悩みます。
その場合、目安としては、「物件価格の1割」を目安にしてみて下さい。
1000万円の物件であれば100万円、2000万円の物件であれば200万円という感じです。
もちろん、上記で説明した、「リフォームのしてない中古物件」は例外です。
リフォームのしていない物件は、リフォームでかかる予定の金額の半額くらいを目安にしてみましょう。
例:リフォーム費用300万円⇒150万円交渉
という感じです。
この交渉金額は一概には言えませんが、目安として参考にしてみて下さい。
絶対にやってはいけない事。損をします。
「この俺様は客だぞ」
という横柄な態度をとる方がいらっしゃいます。
お客さんなのは事実です。
しかし、値引き交渉に応じる売主さんも、担当営業マンも、人間なのです。
感情があります。
できれば、好きなお客さんに喜んでほしいと考えているはずです。
横柄な態度をとると、この人とは取引をしたくないとすらも考えてしまうのです。
一方的に小さくなった方が良いという訳ではありませんが、大人同士、人間同士のつながりがある事を分かって頂き、誠実に対応をした方が、やはり得をします。
ここで態度を大きくするよりも、家をお得に買って、大きな家でくつろいでください。
そうすれば、あなたの心も一段と大きくなるでしょう。
まとめ
このような方法でお得にマイホームをGETしてみて下さい。
あくまでも下げるのが当たり前、下がる事が普通ではなく、
下げてもらったらラッキーという気持ちでチャレンジしてみて下さい。
ちなみに、チャレンジする事は無料で出来るので、是非、試してみて下さい。
