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不動産の書類ってどんな意味があるの?
謄本・公図って何?
渡されても、専門的すぎて意味が分からない方へ解説致します。

登記識別情報通知書
昔の権利証です。今は、情報により不動産の所有者を管理しています。(これは、売主の持ち物なので、契約時はコピーを渡される可能性があります)
覚書
不動産売買契約書もしくは重要事項説明書以外もしくは付随してに売主買主間で交わした約束を記す書類です。
履歴事項全部事項証明書(登記簿謄本)
現在の所有者・面積などが分かる書類です。お金を払えば法務局にて誰でも取得可能です。
公図
土地の形が分かる書類です。地番と住所(住居表示)は違っている可能性があります。地番=土地の番号というイメージです。
測量図
土地の大きさを実際に図った図面です。測量図が無い場合(登録されていない場合)実際の面積と謄本上の面積に誤差がある可能性があるので要注意。
建物図面
建物の面積を図った図面です。
地役権図面
これはほとんど付属していない書類です。自分の敷地に第三者の権利が絡むときに発生する書類です。逆に渡されたら、注意しましょう。
建築確認済証
建築確認を取得した事を証する書類です。古い中古住宅などは、無い場合がありますが、違法建築もしくは、現在の法令では再建築不可で無いか、確認下さい。
上下水道配管引き込み図ーこれは名称は違いますが、上下水道が通っているか確認できる図面です。
農地転用許可証
地目が畑の場合、農地⇒宅地に変更し、住宅などを建築しなければいけません。その申請が下りている事を証明する書類です。
評価証明書(評価通知証)
これは、路線価をもとに、役所が物件に対してつけた評価を示す書類です。この評価をもとに、固定資産税が算出されます。
公課証明書
評価証明書の評価金額から、算出した固定資産税が書かれている書類です。
配置図
土地の上に、建築予定の建物を配置した場合のシュミレーション図です。
間取り図
間取りを示した図面です。
マンションパンフレット
マンションが販売されたとき(新築時)のパンフレットです。各階の平面図や、間取りパターンや、マンション全体の概要図が書いてあります。
管理規約・使用細則
マンション内での決まり事が記されている書類です。ここにペットの飼育についての取り決めや、ごみの出し方、駐車場・駐輪場についての取り決め、楽器についての取り決めなどが書かれています。
重要事項等報告書
マンションの管理会社より発行される書類です。管理費や修繕積立金その他、管理会社からの管理についての報告書です。
付帯設備表
室内にどのような設備があり、不具合があるのか無いのか、記載のある書類です。発行主は売主です。
物件状況等報告書
物件内で事件事故の有無、給排水管の故障・地盤沈下や電波障害などの有無が記載されています。発行主は売主です。
その他、地域によって、特別な法令や条例に関しての書類
地域によって、さまざまな法令が定められている場所があります。その説明資料です。防災マップなどもこの一部です。がけ地条例や、河川法、規制区域、駐車場整備地区など、多岐に渡ります。特殊な法令が無いか、確認しましょう。
(新築・リフォーム完了後)内部仕様表
どのような設備が新設されているか書いてあります。
色など自分でも確認できるところはしておきましょう。
(新築・リフォーム完了後)設備の取り扱い説明書
キッチンの取り扱い説明書や、給湯器の取り扱い説明書など、一式になっている場合が多いです。
故障など困った時に参照する事が多いのでキチンと保管しましょう。
まとめ
この辺が基本的な、不動産売買契約書に添付される可能性が高い書類です。
もしご不明な点があれば、ご質問下さい。
もし、添付書類を渡されない場合は、不動産業者に確認する事をおススメ致します。
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