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フローリングの色は暗い色を選んではいけない理由3点

不動産屋が考える 売れる室内内装

室内の内装は、好みもあり、千差万別です。

不動産屋はどんな家がお客様にウケるだろうか考えながら作っていたりします。

その中で、暗めのフローリングを基調とした内装があります。

こんな室内素敵じゃないですか?

オシャレですよね。

実は、濃い色の方が、最初の印象において、高級感があるのです。

洋服などでも、黒は高級感がありますし、ブランド品なども、濃い色は多いかと思います。

重厚感があるんです。

①濃いフローリングは埃が目立つ

不思議なもので、白っぽいフローリングよりも、濃い色のフローリングの方が埃が目立つのです。

それは、埃が「白」だからなのです。

家具などに埃が溜まって、白っぽくなっているのを、一度は見た事があるかと思います。

フローリングでも、同じことが起きます。

といいますか、家具よりも、フローリングの面積が大きい事、地面である事で、埃が溜まりやすいのです。

よほど、掃除をこまめにしないと、綺麗に保つのは難しいです。

と、いつも、奥様に耳打ちしています。

②傷が目立つ

住んでいれば、なにかしら、ガリっとこすってしまう事があります。

単純に塗装が剥げます。

白い線となり、傷が目立つのです。

特にお子さんがいらっしゃる家庭は要注意です。

子供は足を引きづって歩いたりするので、

フローリングが傷だらけになります。

と、こちらも奥様に、こっそり耳打ちしています。

③部屋が暗くなる

不動産営業マンから、室内のご案内を受けるのは、大体、日中ですよね。

夜の姿は見てない訳です。

暗い色が基調でも、案外明るいじゃん、と思われてるお客様も多いですが、

日中に見ていますから、当然と言えば当然です。

そこまで考えて、不動産屋は内装を選んでいたりします。

 

家具などを選ぶ時、案外、汚れが目立たないようにするため、暗い基調の家具を選んだりするのです。

上記の写真の部屋もそうです。

すると、ますます、室内は暗くなります。

 

そのような部屋が好みという事であれば別ですが、室内の明るさも考慮した方が良いかもしれません。

管理人が考える暗めのフローリングの良いところ

それでも、濃い色のフローリングが良いと選ばれるお客様がいるのは事実です。

その場合、全力で、照明を考える事をおススメしています。

濃い色のフローリングは、ダウンライト、間接照明などとの相性が、ものすごく良いです。

ダウンライトや間接照明で照らされた、濃い色のフローリング。

重厚感あり、高級感あり、最高におしゃれで、お金持ちのような室内が出来てしまいます。

上述した理由から、暗い色のフローリングは選ぶべきではない

①埃が目立つ

②傷が目立つ

③部屋が暗くなる

この理由から、暗いフローリングはおススメはしてません。

しかし、現実的に、昼間に見たり、それらの説明をしないと、暗い色のフローリングは印象が良いので、販売する物件の内装に採用したりします。

「売れる内装」ってものです。

不動産営業マンの私がおススメする室内内装

私は、お客様と打ち合わせをすると、このようなカラーリングの室内をおススメしています。

もちろん無理強いする訳ではないですが、長く住むものですので、なるべく、飽きがこないで、掃除などの手入れも便利な内装が良いのではないかと考えています。

建具(ドア)などを濃い色にすると室内も引き締まる

ドアもそうですが、例えば、キッチンの色、浴室の色などの設備を濃い色にすると引き締まりますね。

王道のモノトーンコーデというやつです。

ちゃんと高級感も出ますよね。

私はこのようなカラーリングが住みやすいのでないかと思います。

毎日の気分が明るくなる

自分の家というのは、基本的に、毎日過ごします。

室内が明るいと、気分も晴れやかになります。

朝起床して、カーテンを開ける瞬間など、非常に清々しい。

今日も一日頑張ろうって気持ちにさせてくれます。

不動産営業マンの私が勧める内装(応用編)

でも、暗いフローリングも捨てがたいし、とてもオシャレに見える。

夫婦で意見が割れちゃって。

重厚感のある部屋に一度は住んでみたい。

 

そんなお声は良くあります。

そんな時、私はこのような部屋をお勧めしております。

柄の入ったフローリング

いかがでしょう。

実は、濃いフローリングと薄い色のフローリングの中間色を選ぶと、少し古い印象になってしまいます。

このような色の事です。

ですので、フローリングにも表情をつけてあげて、このようなものを選ぶと良いかもしれません。

とてもオシャレだと思いませんか?

私はそのようなお部屋も大好きです。

フローリングに柄が入っていると

傷も埃も目立ちずらいです。

室内が暗すぎるという事もなくなるでしょう。

しかし、家具選びには、少し気を使います。

フローリングで柄がついてしまっているので、

柄の入った家具ですと、ごちゃごちゃしてしまいます。

 

柄の入った家具なんて、そもそも使わないよ、というお声も良くありますが、

その家具の中には、カーテンなども含まれます。

案外、カーテンは、フローリングの色など忘れて、可愛いものを選んでしまったりしませんか?

まとめ

いかがでしたでしょうか。

壁紙(クロス)を暗い色を選ぶ方はほぼいません。

しかし、フローリングは、本当に悩まれている方は多いのです。

 

特に、中古マンションを購入して、自分の好きなように内装がしたいお客様。

全て自分で決めていけることが良い事なのですが、

まずは、フローリングで悩まれます。

 

私の主観も入っていますが、少しでも参考になれば幸いです。

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