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できるだけ綺麗な状態で、売却活動をしたい。
今まで使っていた、マイホーム。
家具の下や壁紙の汚れなど経年変化が目立ちます。
このまま売りに出しても大丈夫なのかな?
そんな疑問にお答え致します。
査定時 不動産業者に見てもらう時に。

築10年以内
これは試す価値があります。
リフォーム無しで即入居可。
これは、アピールポイントにもなる可能性があります。
見栄えも違いますので、印象が違います。
築10年以降
これは、必要ありません。
査定額が極端にアップするということは考えずらいです。
設備の経年変化などもありますので、不動産業者も、リフォームは多少必要だろうと考えています。
居住中のまま売却活動をする場合
このタイミングでは、必要ありません。
お引越し後にハウスクリーニングを入れてあげると、買主様に喜ばれます。
空室物件として売却活動する場合
このタイミングでは、必要ありません。
お引越し後にハウスクリーニングを入れてあげると、買主様に喜ばれます。
重要ポイント 査定時に印象をよくするためにハウスクリーニングは必要か。
これは、上記の考え方はありますが、ほぼ必要ないとお考え下さい。
正直、ハウスクリーニングは、「いつでも」「費用も10万円以内を目安に」行う事ができる事を不動産業者も知っています。
ご安心下さい。
しかし、注意するポイントが実はあります。
査定時に室内の状況が悪いと、不動産業者の方から言われるケースは多々あります。
しかし、ハウスクリーニングをしなかったからと、気にしないでください。
自分の部屋だけが、特別、汚い訳では無く、築年数に応じた経年変化、自然損耗も含まれているからです。
その場合、必要なのはリフォームであり、ハウスクリーニングではありません。
よってハウスクリーニングを入れても、査定額に変更はありません。
販売活動中 買主に見せる場合は、ハウスクリーニングも必要ないの?汚れている部屋を見せるのは恥ずかしい。
不動産業者の担当営業マンと一度相談してみましょう。
しかし、居住中のまま、売却する場合は、ほとんど必要ないという事は覚えておいてください。
なぜなら、家具が置いてある状態でハウスクリーニングを行っても、買主様は入居前(引っ越し後)にもう一度ハウスクリーニングを入れるため、二度手間になってしまうケースがあります。
この場合、買主様に、ハウスクリーニング代として、5万円~10万円を値引きしてあげる方が、印象が良い場合があります。
室内が汚いから、不動産業者に電話がかけられない。

今までの汚れも溜まっているし、綺麗にお掃除してから。
そんな室内を見せるのは、恥ずかしいため、不動産業者も呼びずらい。
それらは気にしないでください。
特に気にせず、不動産業者に査定依頼を出してしまいましょう。
物怖じする必要はありません。
逆に考えて下さい。
仮に10年以上、居住していて、もしくは使用していて、汚れていない方が不思議なのです。
車でも家具でも10年以上使用すれば、当然汚れも傷もつきます。
他のお客様も皆そのようなものなのです。
自分だけではありません。
まずは、一歩踏み出し、実際に不動産業者を査定に呼んでみましょう。
みんな、住みながら売却活動しているの?引っ越ししてから売却活動?

家を売る事に対し、引っ越ししてからでないと、売却できないと勘違いをされている方も多いです。
居住しながらでも、マイホームを売ることは可能です。

売却活動中3パターンの室内。
①現在空室ーー現在、誰も入居しておらず、部屋が空室であるパターンです。鍵を預かり、いつでもご案内可能。
②現在居住中ーー売主様は、まだ居住中の室内です。売主様の都合を聞き、買主様をご案内させて頂きます。ご案内時は、家具や貴重品があるため、売主様立ち合いの元行わせて頂きます。
③何月何日退出予定ーー売主様に引っ越し予定が決まっている状態です。つまりまだ居住中です。ご案内時はやはり、売主様立ち合いの元行わせて頂きます。
3パターンのうち、成約確率が高いものはどれ?
それは、やはり「現在空室」です。
理由は以下の通り。
- ゆっくり、遠慮なく、買主様が室内を見て回る事ができる。
- 家具などが無いと、広さをイメージしやすい。
しかし、メリットとしてはこのくらいですので、十分に「居住中」でも売却は可能です。
居住中の場合、どのタイミングで引っ越せばよいの?

売却の流れは以下の通りです。
(査定)⇒(媒介契約)・(売却の依頼)⇒(販売活動)⇒(売買契約)⇒(引き渡し)
「買主様との売買契約が済み、買主様の住宅ローンの承認を受けたら」
このタイミングがベストです。
契約をすれば、購入予定者が決定したという事であり、ローンが通れば、契約が白紙解除になる事もない。
これより前に引っ越しをすると、万が一、住宅ローンが承認されなかった場合、契約は解除となり、売却物件のローンなどの維持費と引っ越し先の維持費のダブル出費になってしまいます。
これは避けましょう。



まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポイントをまとめると、
- 基本的に売却活動をするためにハウスクリーニングは必要ない。
- ハウスクリーニングを行うなら、買主様への値引きも視野に。
- 自分の部屋だけ汚いかもと恥ずかしがらずに不動産業者を査定に呼びましょう。
- 引っ越しは、売買契約完了かつ買主様の住宅ローンの承認が下りたらにしましょう。
以上、初めての事が多く、多々不安はあるかと思いますが、是非勇気をもって一歩踏み出してみて下さい。
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