Contents
太陽光のローンってどうやって組むの?
住宅ローン組んでいるし、更に、大金のローンを組むのは怖い。
本当に大丈夫?
分からない事が恐怖に繋がっている事実。
住宅ローンがあった方が、実は太陽光のローンには有利になる。
一概に「必ず」と言わないまでも、住宅ローンがあった方が有利になる事もあります。
なぜか。
「持ち家」だという強みです。
持ち家の強みは、このようなところで発揮されたりします。
ちなみに住宅ローンが太陽光のローンに悪影響を出す事は基本的に無いようです。
なぜならば、「居住費としては、当然あるものだ」と金融機関に考えられているためです。
ローンは太陽光業者にお任せ?申し込みの仕方は?

アプラス・イオン・セディナその他、信販系のローン⇒太陽光業者にお任せ。
日本政策金融公庫⇒手続きは自分で。
このようなイメージです。
手続きを自分で行うのは難しそうなどと思われている方も、前回の記事で記載した書類を、お近くの店舗に持ち込むだけで済みます。
また、それらの書類は、太陽光業者に頼めば、すぐに発行してくれるものが多いです。

最重要ポイント 金利比較
アプラス | 金利 2.4%~2.6%程度 |
---|---|
イオンプロダクト | 金利 2.3%~2.5%程度 |
日本政策金融公庫 | 金利 1.3%~1.8%程度 |
金利は、ダントツで、日本政策金融公庫に軍配でが上がります。
ここで、1%などの差がつくと、収益に大きく関わってきますので、要注意ですね。
それぞれの金融機関の特徴

実は同じような太陽光のローンですが、多少違いがあります。
その違いをご説明致します。
アプラス
- 動産保険10年が無料でつきます。
- 土地や設備などに担保設定不要
- 審査まで2~3日程度
- 融資上限2000万円までという制限は撤廃された
- サラリーマン有利・個人事業主でも申し込み可能
- 借入期間 最大15年
- 審査は、審査用紙を記入して、太陽光業者に渡すだけで簡単手続き
イオンプロダクトファイナンス
- 団体信用生命保険が無料で付きます。
- 金利はアプラスより少し安め
- 1000万円以上の融資は、土地などに担保設定が必要(抵当権設定費用がかかる)
- 審査まで、2~3日程度
- サラリーマン有利・個人事業主でも申し込み可能
- 借入期間 最大で15年
- 審査は、審査用紙を記入して、太陽光業者に渡すだけの簡単手続き
日本政策金融公庫
- 金利がダントツで安い
- 有料で団体信用生命保険加入可能
- 担保設定が必要(土地・設備共に)
- 事業主が面談をしなければいけない
- ある程度の事業計画書が必要となる
- 審査まで 1週間程度
- どちらかと言えば、個人事業主有利。しかし、サラリーマンもさほど変わらない。
- 審査は、面談や抵当権設定(司法書士に依頼)などで、自分で動く必要がある。

番外編 地方銀行の事業融資
これは少々、難易度が高いですが、ご紹介致します。
- 設置地域に居住していると有利
- 他県からの申し込みは無条件で断られる可能性がある。
- 取引実績があると有利。(初めて通帳を作るなどは、不利)
- 個人属性の分かりやすい職業(医者・弁護士等)・貯蓄のある方が圧倒的に有利
- 金利は1.2%~1.8%程度
- 審査が長い(1か月~3か月など)
- 太陽光には不慣れな担当もいるため、顧客の負担(審査時に手伝う)は多い
- 基本的に、知り合いからの「紹介」が強い
日本政策金融公庫が一番おススメ

金利が安く、面談は面倒かもしれませんが、不安を解消できる場となり、選択によっては、団体信用生命保険も使える。
他県の物件に関しても、審査可能なので、非常に都合も良いです。(アプラス・イオンも可能)
唯一の問題点 「事業計画書」
これを書きなれた方はいないかと思います。
しかし、安心して下さい。
日本政策金融公庫に決められたフォーマットがあり、簡単な質問を答えていくだけで、ある程度は埋められます。
しかし、それだけだと不十分ですので、日本政策金融公庫を利用した事のある方に助言を求めましょう。
また、それと共にシュミレーションを作成し、提出すれば大丈夫だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
手間をかけたくない⇒アプラス・イオンプロダクトファイナンス
金利を安くして収益を最大化したい⇒日本政策金融公庫
このような選び方で良いかと思います。
不明な点があれば、太陽光業者の担当に確認すれば、教えてくれます。
まずは、相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
参考にして頂ければ幸いです。
関連記事


